グランプリ作品

強風により路線変更

作者:Cooper-D

お洒落な感じに改造をしようと塗装等を行いベランダで乾燥をさせていた所、強風に煽られ3Fから落下しボディが真っ二つ!!

そんなアクシデントに見舞われたものの、急遽路線変更を行い「ロックしか弾けない」ような潔い仕様に変更!割れた部分を完全には元通りにはせず、金属製の金具で固定をし、そこにポットを取り付けるという楽器屋ではまず思いつかない斬新な発想に度肝を抜かれました。

また金具で固定した事によって見える配線材やコンデンサーなど、若干のスチームパンク感を感じる事が出来たのと同時に、テレキャスターはプレートにコントロールを搭載するという概念も覆されました。ご本人が最初に想像をしていた改造にはなっていませんが、当店のスタッフは口を揃えて「これはこれでお洒落だよね」と言っていました。

偶然の出来事から出来たこちらの作品は色々なドラマを感じさせてくれました。


ギターマガジン 2022年12月号


ギターマガジン賞

E·C

作者:Igaaa·pop

クラプトンが愛用した“ブラッキー”と、レイド・バック時代に使用したエルボー・カットのエクスプローラーを合体させた本器。なんと“思いつきで1週間で作ってみた”そうですが、ザグリもしっかり埋められているうえに、メイプル・ネックのヘッド付け根にはあの煙草の焼き跡まで! 
2つの名器を合体させた大胆な発想には本人もびっくりでしょう。


BARKS賞

IRON V

作者:いきすぎたDIY

なんと全て鉄で作られたというフライングV。見た目のインパクトもさることながら重量6kgと重さも凄い。猛暑の炎天下の中、溶接で作ららたという尋常ならざる思いが詰められている。面白いのは四角いネックで、最初は違和感があるが意外と悪くない。尚、BARKSではこの作品の制作インタビューを掲載しているのでそちらも併せてお楽しみください。こちらから→


AKIMA&NEOS賞

レッドスペシャルZO-3

作者:Johnny AC/DC bad

「見た瞬間にこれだと思った」というインパクトで選ばれた作品。マホガニーで覆われたボディにバインディングも付けられ、手にした質感もばっちり。このかわいいルックスの裏に制作の熱量が窺える。もちろん各ピックアップのオンオフスイッチとフェイズスイッチも搭載され、アーティスト愛に溢れたモデル。


荒井貿易賞

SB-605

作者:かずきち

ぱっと見ると4弦にしか見えないのに良く見ると5弦、という良い意味での違和感が、次第にカッコよく見えてくる作品。Pタイプのピックアップが2つ、リバースでマウントされ、シリーズ/パラレルやアクティヴ/パッシヴの多彩なコントロールスイッチがお洒落にレイアウトされている。トップにはパイン剤のツキ板が貼られアーリーアメリカンをモチーフにしたという塗装が独自の存在感を生み出している。


エフェボー賞

イタリアの最高傑作3号 Italian Blue

作者:谷村尚紀

DiezelVH4BOSSTR-2が豪華にも内蔵されたギター。それぞれを匂わせるノブが取り付けられた外見からも興味をそそられる。キルスイッチも搭載され、かなり凶悪な音から不思議な音まで楽しむことができる。


キクタニミュージック賞

アンモナイトギター

作者:鉄オタNAO

アンモナイトの化石が埋め込まれたアンモナイトギター。シンプルながらセンスの良さを感じさせる作品。本物のアンモナイトと知らずとも、一見してカッコ良さを感じさせてくれる。PU周りの装飾は着脱可能なピックガードに施されていて、統一感のある仕上がりになっている。


キョーリツ&ダダリオ賞

"Jaggler" ver.KC

作者:高楼みる

ジャンク状態だったというセルダーの左用のSTタイプをベースにリバースしたカートモデルの雰囲気を盛り込んでいる。追加されたフローティングトレモロに加え、本来のシンクロトレモロも使用できるなど、至れり尽くせりの機能満載だが、お金をかけないことにも拘って組み上げられている。


スタジオペンタ賞

BIG stag

作者:万年初心者

圧倒的なインパクトを放つ鹿の角が取り付けられたモデル。ボディに反響板を取り付け音色を変化させたいとの思いから行われた改造だそうだが、見た目の存在感も強烈さを放っている。ブリッジに取り付けられた角は動かすとビブラートアームとしても使うことができる。


SOLID BOND賞

鬼鳴りグレ丸

作者:R.K.

なんとアンプとスピーカーを内蔵させてしまったというフルアコ。ファズも搭載されていてハードなサウンドを出すこともできる。ジャンクのグレッチをここまで攻めた点が評価された。面白いのは他のギターを繋ぐとアンプとしても使用できるということ。ギターとギターが繋がっているというシュールな光景を楽しむこともできる。


ネクストトーンギタートレーディング賞

「畳」の漢字型エレキギター

作者:西脇一博

代々続いている本職の畳屋さんが作ったという本格仕様。本物の畳を使って「畳」の漢字の形にデザインされている。まずはその大きさと重さに驚かされるが、本当に演奏に使われているから凄い。実際にピッキングの跡が畳についていて、和風のレリック感?を生み出している。ヘッドには柔道場で使われている畳が貼られるなど、細部まで拘って作られている。


バードランド賞

飛ばねぇ豚はただの豚だ~弾いてみな!飛ぶぞ!~

作者:よっくん【Guitar】

ピグノーズのギターをベースにヘッドレス化、ファンフレット仕様など至れり尽せりの改造が施され、マルチエフェクトとステレオアンプまで内蔵されている。ボディサイドに上向きに取り付けられた2つのミニスピーカーがステレオサウンドを出しており、弾いていて気持ちいい。塗装とトップの木目もうまくマッチしていてゴージャスな質感を生み出している。


フリーダムカスタムギターリサーチ賞

自家製トレモロ載せ玉虫色レスポール

作者:Salty guitars

ギター本体に穴など開けることなく取り付けられるように作られたブラス削り出しのトレモロユニットが取り付けられている。簡単に元のテールピースに戻すこともできるという画期的な逸品。弦はテールピース部でロックでき、ブリッジにはオクターブ調節可能なローラーサドルが用いられるなどチューニングの安定面での拘りも充実。「玉虫色」というオリジナルカラーにゴールドパーツもマッチした即戦力な一本。


モリダイラ楽器賞

ジャズベから作ったジャズマスター

作者:Imaginos

Jazzと言うからにはブランコテールピースの方がいいのではないか?そんな発想から制作された作品。手頃なJMタイプのボディがなかなか入手できなかったため、JBのボディを切ったり加工したりしながら作られたという。それがかえって独自の存在感を生み出している。JBタイプのピックガードに追加する形で作られたアルミのガードも効果的で全体的に秀逸なデザインに仕上がっている。


惜しくも入賞は逃したものの、第一次審査を通過した優秀作品

宮川卓也

KAIZO Guitar Channel

岩本 良太

palpunte646

Charley

ちゅん様

ケージ

出羽圭吾

Kanta

よっぴー


あなたの作品が「ギターマガジン」に掲載!

2022年 TC楽器 Presents

改造ギターコンテスト

またまたやります!
人気企画「ギターコンテスト」

「自由なアイディアでギターをもっと楽しく」のコンセプトのもと、ご応募の皆様のユニークな作品とご協賛各社のご支援で支えられてきた改造ギターコンテストも第4回。今年も楽しい作品をお待ちしています。

入賞作品は11月13日発売のギターマガジン12月号で発表!
BARKS及び当店ホームページにも掲載されます。

Modified Guitar Contest 2022

応募方法

応募方法:改造ギター作品の写真を以下のフォームからお送りください
応募締め切り:2022年8月31日まで

協賛
ギターマガジン
BARKS
AKIMA&NEOS
荒井貿易
エフェボー
キクタニミュージック
キョーリツコーポレーション
スタジオペンタ
SOLID BOND
ネクストトーンギタートレーディング
バードランド
フリーダムカスタムギターリサーチ
モリダイラ楽器

グランプリには
三万円の
お買い物券


さらに入賞者は
ギターマガジン
へ掲載!

選考/審査について


一次審査:写真選考
二次審査:実物審査

一次審査は写真での審査です。斬新なアイディアや見て楽しいデザインなど個性が光る作品をお待ちしております。

一次審査を通過された作品は二次審査にお進み頂きます。2022年9月20日までに作品をTC楽器までお持ち込み、もしくはお送り頂くことができ、結果発表までお預かりさせて頂けることが条件となります。
(入賞された場合はその後1ヶ月間TC楽器に展示させて頂きます)

応募条件


今回の趣旨に即した作品であればどなたでもご応募頂けます。
ご自身のアイディアで改造されたものであれば、必ずしも全て自分で改造したものでなくても構いません。
ご応募作品は当店公式YouTubeチャンネルでご紹介しますので、公開可能なものに限ります。
他者の著作権を侵害する恐れのある作品(版権のあるイラストやブランドロゴなどを無許可で使用したもの)は対象外とさせて頂く場合がありますので、ご了承ください。

ご注意
サウンドの追求!はとても大事ですが... それは今回もお見送りさせて頂きますm(-_-)m

入賞のヒント


ギタリストなら誰しもサウンドに拘りたいもの。そのための改造は重要で、第一に考えるべきファクターを言えるでしょう。しかし当コンテストは、ギターを改造して皆で楽しもう!皆に見てもらおう!というのが趣 旨ですので、外見上の変化の見られないカスタマイズは残念ながら対象外とさせて頂きます。

それは大切な要素ではあり、外見を変えずにカスタマイズするのもまた腕の見せどころではありますが、サウンド面での改造に対して審査を行い優劣が生じるのも失礼かと思いますので、どうぞご理解ください。

改造技術を競い合うのではなく、「自由なアイディアでギターを楽しもう!」が コンセプトです。シールを貼っただけでもセンスが素晴らしければグランプリの 可能性もあります!

Thanks for visiting!!

2018年
楽器フェア
入賞作品展示

過去のグランプリ作品